研究関連 tips
動詞の時制
- 事実や仮説、図には present simple(例: “The graph shows…”)
- 実験には past simple(例: “We conducted an ablation…”)
Introduction
関連研究を紹介し、論文がフォーカスするギャップ(解決したい課題)を 特定
この論文を読むことに価値があることを読者に理解させよう - Contributions(貢献)を強調!
新規/提案手法の詳細を説明する前に、読者が以下を理解できるようにすること:
- なぜ従来手法では本題を解決できないのか
- 従来手法との違いは何か(つまり、なぜそれが新規性を持つのか) この説明が論理的かつ中立的であるべきです
- 従来手法を「ゴミ」と呼ぶような表現は不要
Methodology
- 技術的なチャレンジがどこにあったのかを明確にするのが MUST!
- 英語の「現在形」が使われる
Discussion
成功する Discussion ポイント:
- 前向き: 議論が進展するように結果を基に次のステップや可能性を示す
- 整理されたストーリーテリング: 論文全体の流れを締めくくるように結論を意味のある形でまとめる
Discussion を計画する前に
- 研究から一歩引いてその主な価値や貢献 を考える
- 明確な「結論のゴール」を設定し、それをストーリーを通じて読者に明示的に伝える
- Start positive, ポジティブな意見を要約して強調
- Order matters, 重要な懸念点から対応
- 疑問に直接答える
- 本文を再度読まなくてもいいように参照すべき
- 同じ懸念はまとめる
- レビュワーと意見が食い違ったらなるべくデータに基づいて反証するべき
- 追加実験を追求されたらできない、わかっていないことはわかっていない、GPU が足りない場合は足りないと伝える
言葉遣いに気をつける Rebuttal を作成する際には以下の点に留意することが重要
● 感情的にならない
● 礼儀正しく丁寧な表現を使う
● 建設的で前向きなトーンを維持する
査読者の誤解に対して的確に反論しても、その判断を覆すことは容易ではない
多くの査読者は最初の判断に固執する傾向があり、反論に成功したとしても印象として改善がなけれ 別 理由を探して評価を変えないことがある
査読者が気持ちよく意見を修正できるような書き方を心がけることが重要
- 査読者の指摘の価値を認めるような一言を取り入れてみたり、前向きな改善 案を入れるなど、敵対しない姿勢で rebuttal を考えてみるべき
Reference