【痩せるトレーニング3種目】全身の体脂肪を燃やす脚・背中・腕の自重トレ/トレーニングは限界まで追い込むべきなのか?/筋トレ×有酸素運動のバランス
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各トレーニングメニューは目的によっても変わりますが、まずは10回程度を、インターバルを挟んで2~3セット行います。インターバルは目的に応じ、以下を目安としてください。 負荷は筋力などによって異なりますが、10回の動作で「キツイ」と感じるくらいが適切。
運動中は、BCAA(分岐鎖アミノ酸)やEAA(必須アミノ酸)を取るようにしましょう。BCAAは必須アミノ酸の内、3種類の「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」で、糖質と同じくトレーニング時のエネルギー源として活用されます。またEAAは必須アミノ酸の、9種類が全て入っています。しかし、人間の体内では合成できないため、食事やサプリメントなどでの補給がおすすめです。
スポーツジムなどでは、トレーニング中にシェイカーで作られたカラフルなドリンクを飲んでいる人も見かけます。その多くは、おそらく「BCAA」を溶かして作られたドリンクであると予想できます。BCAAは摂取するとすぐにエネルギーとして使われるため、筋肉の分解を防ぐことができ、筋肉づくりの効果を高めるのです。
そして筋トレ後は、トレーニングメニューで失われた栄養素を、積極的に補給しましょう。特に「たんぱく質」「糖質」「アミノ酸」です。特にたんぱく質は筋肉を成長させる上で欠かせません。食事だけで十分に摂取できない場合は、プロテインを活用するのもおすすめです。
番号 | 種目 | セット数 | 手順 |
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1 | プッシュアップ(腕立て伏せ) | 10回×3セット | 1. うつ伏せになり、手幅を肩幅より少し広めに取る。 2. 両足はくっ付かない程度に開き、爪先で床を捉える。 3. 肘を曲げながら胴体をゆっくりと下げる。 4. 息を吐きながらゆっくりと肘を伸ばして胴体を上げる。 |
2 | クランチ(腹筋) | 10回×3セット | 1. 仰向けに寝転がり、太ももが床と垂直になるように足を挙げる。 2. 両手を頭の後ろで組み、肩は床から少し浮かせる。 3. 息を吐きながら、上体を丸め込むイメージで頭を膝に近づける。 4. 息を吸いながらゆっくりと元の位置に戻す。 |
3 | ヒップリフト | 15回×3セット | 1. 仰向けになり、膝を90度に曲げる。 2. 腕は体側に沿わせておき、手のひらを軽く開く。 3. お尻を上げ、肩から膝が一直線になるまで静止。 4. ゆっくりとお尻を下げる。 |
4 | プランク(フロントブリッジ) | 30秒~1分×1セット | 1. うつ伏せの状態から、腕を肩幅程度に広げ肘を着き、上体を起こす。 2. つま先を立てて下半身を浮かせる。 3. 足から首筋までが一直線になるまでキープ。 |
5 | スクワット | 15回×3セット | 1. 足を肩幅程度に開き、足先は進行方向に向ける。 2. お尻を軽く突き出す。 3. 膝を曲げお尻を下げながら、ゆっくりと状態を沈ませる。 4. 太ももと床が並行になる位置までお尻を下げたら停止。 5. 素早く2のポジションに戻す。 |
10回×3セットを目標に繰り返す
いずれも効果が明確に現れるまでには1カ月は要します。ですから、それまでは、6回しかできなかった運動が8回できるようになった、筋肉痛が出なくなった、階段を上るのが少し楽に感じるようになった、といった小さな変化を実感しながら継続するのがいいでしょう。
ギャップが大きいほど、トレーニング刺激が過度な疲労を招き、筋肉や関節の炎症が蓄積してケガ(スポーツ障害)をしやすくなります。過度な刺激は心のストレスともなり、意欲を低下させてしまうことにもなります。